【百人一首のねっこ】


最近はマンガの「ちはやふる」や「超訳百人一首 うた恋い。」などで興味を持つ人も多くなった百人一首。
昔から中学、高校の授業で必ずやりますが、なかなか覚えるのが大変ですよね。
ただの昔のカルタと思われがちですが、実は奥が深く、ちゃんと覚えてからやってみると非常に楽しいんですよ。
決まり字で反応して、札が取れた時は非常に気持ちいいですよ。
覚えるまでは確かに大変ですが、最初から全部覚えてなくても大丈夫です。
それに覚えるのはこのサイトのフラッシュ暗記を繰り返せば、自然と覚えられます。
どうせ学校でやるなら面倒がらずに、ぜひ百人一首を楽しんでみてください。




【百人一首 一覧】

番号和歌歌人
1 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ天智天皇(てんじてんのう)
2 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山持統天皇(じとうてんのう)
3 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
4 田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ山部赤人(やまべのあかひと)
5 奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき猿丸大夫(さるまるだゆう)
6 かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける中納言家持(ちゅうなごんやかもち)
7 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも安倍仲麿(あべのなかまろ)
8 わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり喜撰法師(きせんほうし)
9 花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに小野小町(おののこまち)
10 これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関蝉丸(せみまる)
11 わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 人には告げよ あまのつり舟参議篁(さんぎたかむら)
12 天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
13 筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる陽成院(ようぜいいん)
14 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし 我ならなくに河原左大臣(かわらのさだいじん)
15 君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ光孝天皇(こうこうてんのう)
16 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)
17 ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)
18 住の江の 岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひ路 人目よくらむ藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん)
19 難波潟 短かき芦の 節の間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや伊勢(いせ)
20 わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ元良親王(もとよししんのう)
21 今来むと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな素性法師(そせいほうし)
22 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ文屋康秀(ふんやのやすひで)
23 月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど大江千里(おおえのちさと)
24 このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに菅家(かんけ)
25 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな三条右大臣(さんじょうのうだいじん)
26 小倉山 峰の紅葉ば 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ貞信公(ていしんこう)
27 みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ中納言兼輔(ちゅうなごんかねすけ)
28 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)
29 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)
30 有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし壬生忠岑(みぶのただみね)
31 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪坂上是則(さかのうえのこれのり)
32 山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり春道列樹(はるみちのつらき)
33 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ紀友則(きのとものり)
34 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに藤原興風(ふじわらのおきかぜ)
35 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける紀貫之(きのつらゆき)
36 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ清原深養父(きよはらのふかやぶ)
37 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける文屋朝康(ふんやのあさやす)
38 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな右近(うこん)
39 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき参議等(さんぎひとし)
40 忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで平兼盛(たいらのかねもり)
41 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか壬生忠見(みぶのただみ)
42 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは清原元輔(きよはらのもとすけ)
43 逢ひ見ての 後の心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ)
44 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ)
45 哀れとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな謙徳公(けんとくこう)
46 由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道かな曽禰好忠(そねのよしただ)
47 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり恵慶法師(えぎょうほうし)
48 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな源重之(みなもとのしげゆき)
49 みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物をこそ思へ大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶあそん)
50 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな藤原義孝(ふじわらのよしたか)
51 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思ひを藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたあそん)
52 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん)
53 嘆きつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき ものとかはしる右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは)
54 忘れじの ゆくすえまでは かたければ 今日を限りの 命ともがな儀同三司母(ぎどうさんしのはは)
55 滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ大納言公任(だいなごんきんとう)
56 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの あふこともがな和泉式部(いずみしきぶ)
57 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな紫式部(むらさきしきぶ)
58 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする大弐三位(だいにのさんみ)
59 やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな赤染衛門(あかぞめえもん)
60 大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立小式部内侍(こしきぶのないし)
61 いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな伊勢大輔(いせのたいふ)
62 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ清少納言(せいしょうなごん)
63 いまはただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな左京大夫道雅(さきょうのだいぶみちまさ)
64 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれわたる 瀬々の網代木権中納言定頼(ごんちゅうなごんさだより)
65 うらみわび ほさぬ袖だに あるものを 恋にくちなむ 名こそをしけれ相模(さがみ)
66 もろともに あはれと思へ山桜 花よりほかに 知る人もなし前大僧正行尊(さきのだいそうじょうぎょうそん)
67 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなくたたむ 名こそをしけれ周防内侍(すおうのないし)
68 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな三条院(さんじょういん)
69 あらし吹く 三室の山の もみぢばは 竜田の川の 錦なりけり能因法師(のういんほうし)
70 さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこもおなじ 秋の夕ぐれ良選法師(りょうぜんほうし)
71 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 蘆のまろやに 秋風ぞ吹く大納言経信(だいなごんつねのぶ)
72 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい)
73 高砂の をのへの桜 さきにけり 外山のかすみ たたずもあらなむ前中納言匡房(さきのごんちゅうなごんまさふさ)
74 憂かりける 人を初瀬の 山おろし はげしかれとは 祈らぬものを源俊頼朝臣(みなもとのとしよりあそん)
75 契りおきし させもが露を いのちにて あはれ今年の 秋もいぬめり藤原基俊(ふじわらのもとよし)
76 わたの原 こぎいでてみれば 久方の 雲いにまがふ 沖つ白波法性寺入道前関白太政大臣
(ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)
77 瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ崇徳院(すとくいん)
78 淡路島 かよふ千鳥の なく声に 幾夜ねざめぬ 須磨の関守源兼昌(みなもとのかねまさ)
79 秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の 影のさやけさ左京大夫顕輔(さきょうのだいぶあきすけ)
80 長からむ 心もしらず 黒髪の 乱れてけさは ものをこそ思へ待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ)
81 ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる後徳大寺左大臣(ごとくだいじのさだいじん)
82 思ひわび さてもいのちは あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり道因法師(どういんほうし)
83 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる皇太后宮大夫俊成
(こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい)
84 ながらへば またこの頃や しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん)
85 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり俊恵法師(しゅんえほうし)
86 なげけとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな西行法師(さいぎょうほうし)
87 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧たちのぼる 秋の夕ぐれ寂蓮法師(じゃくれんほうし)
88 難波江の 蘆のかりねの 一夜ゆえ みをつくしてや 恋ひわたるべき皇嘉門院別当(こうかもんいんのべっとう)
89 玉の緒よ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする式子内親王(しょくしないしんのう)
90 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)
91 きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む後京極摂政前太政大臣
(ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん)
92 わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそしらね かわくまもなし二条院讃岐(にじょういんのさぬき)
93 世の中は つねにもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)
94 み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり参議雅経(さんぎまさつね)
95 おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖前大僧正慈円(さきのだいそうじょうじえん)
96 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり入道前太政大臣(にゅうどうさきのだいじょうだいじん)
97 こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くやもしほの 身もこがれつつ権中納言定家(ごんちゅうなごんていか)
98 風そよぐ ならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける従二位家隆(じゅにいいえたか)
99 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆえに 物思ふ身は後鳥羽院(ごとばいん)
100 百敷や 古き軒端のしのぶにも なほ余りある 昔なりけり順徳院(じゅんとくいん)


【問題の例】


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【解答】をクリックすると、その問題の解答だけが表示されます。
【解説】ボタンがある場合は、そちらをクリックするとさらに解説が表示されます。
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例1.
APEC(エイペック)

【アジア太平洋経済協力】

日本・韓国・アメリカ・東南アジア諸国連合(ASEAN)7か国など、太平洋をとりかこむ21の国と地域が参加する経済協力のための閣僚会議。

【英語表記】 Asia-Pacific Economic Cooperation
例2.

@両院協議会
ADさん

衆議院と参議院で選ばれた議員が違う場合、両院協議会が開かれ、意見が一致しないときは衆議院の議決が優先されるので、Dさんが内閣総理大臣に指名されます。
例3.
【憲法9条第1項】
「日本国民は、正義と秩序を基調とする( @ )を誠実に希求し、( A )たる戦争と、( B )又は( C )は、( D )を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

@国際平和
A国権の発動
B武力による威嚇
C武力の行使
D国際紛争


【フラッシュ暗記】の使い方

当サイトの勉強方法のひとつにフラッシュ暗記があります。
一度勉強して覚えたつもりのものでも、しばらく確認しないと記憶は薄れていきます。
短時間でも定期的に確認すれば、記憶への定着は飛躍的に上がります。

そこでフラッシュ暗記を使い、確認したい問題を短時間で確認できるようにしました。
特に受験生の方は暗記物に時間を費やすのはもったいないです。
ぜひフラッシュ暗記を活用し、効率よく公民を学習してください。

※フラッシュ暗記には音声ボタンがありますが、こちらのサイトではまだ音声のデータを作成していないため音声がかかりません。ご了承ください



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