四字熟語 Level1 100語







1.
悪戦苦闘

あくせんくとう

死にものぐるいの苦しい戦いをすること。懸命に努力すること。
2.
一部始終

いちぶしじゅう

始めから終わりまで。ささいなことまで全部。
3.
一生懸命

いっしょうけんめい

命がけで努力すること。「一所懸命(いっしょけんめい)」から変化した語。
4.
加減乗除

かげんじょうじょ

足し算と引き算と掛け算と割り算。
5.
頑固一徹

がんこいってつ

自分の思いや考えをひたすら押し通すこと。
6.
感情移入

かんじょういにゅう

自分の感情を他人に投影し、その立場になって共感すること。
7.
完全無欠

かんぜんむけつ

完全で欠けているところがないこと。
8.
古今東西

ここんとうざい

昔も今も、東も西も、いつでもどこでも。
9.
再三再四

さいさんさいし

たびたび。何度も。しばしば。
10.
才色兼備

さいしょくけんび

すぐれた才能と美貌を併せもつ女性のこと。
11.
賛否両論

さんぴりょうろん

意見が賛成と反対と二つに分かれること。
12.
自給自足

じきゅうじそく

自分に必要なものは自分で作って満たすこと。
13.
四苦八苦

しくはっく

人間界における、様々なひどい苦しみ。さんざん苦労すること。
14.
試行錯誤

しこうさくご

試みを繰り返し、失敗を重ねて正解に近づくこと。
15.
自業自得

じごうじとく

自分がした悪い行いの報いを自分の身に受けること。
16.
自己嫌悪

じこけんお

自分で自分がいやになってしまう感情。
17.
自己主張

じこしゅちょう

自分の利益を守るために主張すること。
18.
七転八起

しちてんはっき

七たび転んでも八たび起きること。何度失敗してもくじけずに努力すること。
19.
七転八倒

しちてんばっとう

のたうちまわるような激しい苦しみのこと。
20.
七難八苦

しちなんはっく

この世で受ける災難や、生・老・病・死などの苦しみ。
21.
自問自答

じもんじとう

自分で自分に問いかけ、自分で答えること。
22.
弱肉強食

じゃくにくきょうしょく

弱い者は強い者に食われて滅ぶこと。
23.
縦横無尽

じゅうおうむじん

縦にも横にも力が自由に及ぶこと。自由自在。
24.
終始一貫

しゅうしいっかん

最初から最後まで主張や態度を貫くこと。
25.
自由自在

じゆうじざい

心のまま、思うままにふるまうこと。
26.
十人十色

じゅうにんといろ

十人いれば十人とも、好みや考えがそれぞれに違うこと。
27.
正真正銘

しょうしんしょうめい

うそ偽りが少しもなくて本物であること。「銘」は「金属器や石碑に記す文句」のこと。
28.
少数精鋭

しょうすうせいえい

選び抜かれた少数の優秀な人材。
29.
四六時中

しろくじちゅう

一日二十四時間中。
30.
心機一転

しんきいってん

何かをきっかけに気持ちが全く変わること。
31.
神出鬼没

しんしゅつきぼつ

鬼神のように自由自在に出没して居場所がわからないこと。
32.
新進気鋭

しんしんきえい

新しく登場した意気込み盛んな人たち。
33.
贅沢三昧

ぜいたくざんまい

ぜいたくの限りをつくすこと。
34.
絶体絶命

ぜったいぜつめい

逃れようのない苦しい立場に追い込まれた状態。「絶対絶命」と書くのは誤り。
35.
前後不覚

ぜんごふかく

前後の事情がわからなくなるほど正気を失うこと。
36.
前人未踏

ぜんじんみとう

それまで誰も足を踏み入れていないところ。
37.
前人未到

ぜんじんみとう

それまで誰も到達していないこと。
38.
前代未聞

ぜんだいみもん

今まで一度も聞いたことがないような珍事・変事。
39.
先手必勝

せんてひっしょう

相手より先に攻撃すれば必ず勝つ。
40.
創意工夫

そういくふう

新しいこと、よりよいことを考え出すこと。
41.
相思相愛

そうしそうあい

男女がたがいに愛し合っていること。
42.
台風一過

たいふういっか

台風が一気に通り過ぎること。
43.
中途半端

ちゅうとはんぱ

物事がきちんとしない、徹底しないこと。
44.
沈着冷静

ちんちゃくれいせい

落ち着いていて物事に動ぜず冷静であること。
45.
天変地異

てんぺんちい

自然界でおこる異変、とくに自然災害。
46.
得意満面

とくいまんめん

得意げなようすが顔全体にあらわれていること。
47.
二者択一

にしゃたくいつ

二つのうち一つを選ぶこと。
48.
二重人格

にじゅうじんかく

一人の人間が全く異なった二つの人格を持っていること。場面や状況によって人間性の変わること。また、善悪二面を併せ持つ人柄。
49.
二束三文

にそくさんもん

二束でわずか三文にしかならないこと。値段がすごく安いこと。
50.
日常茶飯

にちじょうさはん

ごくありふれた、日常的な事柄のたとえ。もとは日常の食事のこと。
51.
日進月歩

にっしんげっぽ

絶え間なく進歩すること。
52.
年功序列

ねんこうじょれつ

能力によらず、年齢や勤続年数で地位や給料があがること。
53.
年中行事

ねんちゅうぎょうじ

毎年、一定の時期に決まって行われる儀式や催し。初め、宮中の公事を指したが、のち、民間の行事・祭事も指すようになった。
54.
八方美人

はっぽうびじん

誰からも悪く思われないように要領よくふるまう人。
55.
百戦錬磨

ひゃくせんれんま

多くの戦いや経験を経て鍛えられること。
56.
百発百中

ひゃっぱつひゃくちゅう

予想や計画などがすべてあたること。
57.
表裏一体

ひょうりいったい

表と裏の区別がなくて一つであること。
58.
疲労困憊

ひろうこんぱい

疲れ果て、ぐったりした様子。
59.
品行方正

ひんこうほうせい

行いや身持ちがまじめで正しいこと。
60.
不可抗力

ふかこうりょく

天変地異など人間の力ではどうにもならぬこと。
61.
不眠不休

ふみんふきゅう

眠らず休まず、一生懸命に努力すること。
62.
不老長寿

ふろうちょうじゅ

いつまでも若く、寿命の長いこと。
63.
文武両道

ぶんぶりょうどう

学問と武芸の両方にすぐれている人のこと。
64.
平穏無事

へいおんぶじ

おだやかで、何も変わったことのないこと。
65.
暴飲暴食

ぼういんぼうしょく

節度をこえて飲みすぎることと、節度をこえて食べ過ぎること。
66.
満場一致

まんじょういっち

その場の全員の意見が一つにまとまること。
67.
三日坊主

みっかぼうず

飽きやすく何をしても長続きしないこと。また、そのような人。
68.
無我夢中

むがむちゅう

ものごとに熱中してわれを忘れること。
69.
無色透明

むしょくとうめい

透き通ってにごりがない、汚れていないこと。
70.
無茶苦茶

むちゃくちゃ

でたらめで筋道が通らないこと。
71.
無味無臭

むみむしゅう

味もにおいもない、つまり全く面白みがないこと。
72.
無理難題

むりなんだい

道理にはずれた言いがかりや、解決しそうにもない難しい問題。
73.
目茶苦茶

めちゃくちゃ

ひどく混乱して普通でない状態のこと。
74.
免許皆伝

めんきょかいでん

師から弟子に、その道の奥義を残らずすべて伝えること。
75.
問答無用

もんどうむよう

話し合っても無駄、議論も必要ないこと。
76.
勇気凛々

ゆうきりんりん

勇気に満ちあふれて、いきいきとしたようす。
77.
優柔不断

ゆうじゅうふだん

決断がぐずぐずしてはっきりしないこと。
78.
油断大敵

ゆだんたいてき

自分の心の中の油断は、相手以上に恐ろしい大敵である。
79.
用意周到

よういしゅうとう

用意が十分にととのって手抜かりがないこと。
80.
容姿端麗

ようしたんれい

顔つきも姿かたちも整って美しいこと。
81.
老若男女

ろうにゃくなんにょ

老人と若者と男性と女性と。さまざまな人々。
82.
和気藹々

わきあいあい

なごやかで仲のいいこと。
83.
和洋折衷

わようせっちゅう

日本風と西洋風を適当に取り合わせること。
84.
一攫千金

いっかくせんきん

あまり苦労をせずに一度に大金を儲(もう)けること。
85.
一心同体

いっしんどうたい

複数なのに一人のように考えも行動も同じこと。
86.
一石二鳥

いっせきにちょう

一つの行為で同時に利益を二つ得ること。
87.
危機一髪

ききいっぱつ

一つ間違えば大変な危険におちいる瀬戸際のこと。
88.
九死一生

きゅうしいっしょう

ほとんど助かる見込みがないほど危険な状態。
89.
天下無敵

てんかむてき

世の中に並び比べる者がいないほど、強いこと。
90.
異口同音

いくどうおん

多くの人が口をそろえて同じことを言うこと。「異句同音」は誤り。
91.
異国情緒

いこくじょうちょ

いかにも外国らしい気分や感じのこと。
92.
一世一代

いっせいちだい

人の一生のうち二度とないようなすばらしいこと。
93.
一朝一夕

いっちょういっせき

わずかな日時、短い時間。
94.
一長一短

いっちょういったん

長所もあるが、短所もあるということ。
95.
一刀両断

いっとうりょうだん

刀のひと振りで相手を真っ二つに切ること。思い切りよく、ずばりと物事を解決すること。
96.
冠婚葬祭

かんこんそうさい

元服・婚礼・葬儀・祖先の祭祀の、四つの重要な礼式。慶弔の儀式。
97.
起承転結

きしょうてんけつ

絶句など漢詩の構成法の一つ。始めの句(起句)でおこし、次の句(承句)で受け、第三の句(転句)で一転し、最後の句(結句)で全体を結ぶ。
98.
喜怒哀楽

きどあいらく

人間の持つ典型的な四つの感情。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。
99.
一件落着

いっけんらくちゃく

事件やトラブルがうまくおさまって片がつくこと。
100.
音信不通

おんしんふつう

便りや連絡が全くないこと。 



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