解説
1章 正の数と負の数
1.正の数と負の数
【1】正の数と負の数
①0より大きい数を正の数といい、0より小さい数を負の数といいます。
0は正の数でも負の数でもありません。
(例)正の数… 1、 50、 2.5、\(\dfrac {1} {2}\) など。
負の数… −3、 −100、 −5.6、\(-\dfrac {2} {3}\) など。
②正の整数1,2,3,… を自然数といいます。
③正の整数、0、負の整数を合わせて整数といいます。
④反対の性質を持つ量は、正の数、負の数を用いて表すことができます。
【2】数の大小・絶対値
①数直線上において、ある数に対応する点と原点との距離を、その数の絶対値といいます。絶対値は、記号||を用いて表します。
例えば、+2の絶対値は2、−1の絶対値は1で、
|+2|=2
|−1|=1 と表します。
②負の数<0<正の数
正の数は絶対値が大きいほど大きく、負の数は絶対値が大きいほど小さくなります。