解説

1章 正の数と負の数

2.正の数・負の数の加法と減法


【1】正の数、負の数のたし算とひき算
①正の数をたす…A+B (B>0) Bの数だけ大きい数を求める。
②正の数をひく…A−B (B>0) Bの数だけ小さい数を求める。
③負の数をたす…A+B (B<0) Bの符号を変えた正の数をひく。
④負の数をひく…A−B (B<0) Bの符号を変えた正の数をたす。

【2】加法の性質
①加法の交換法則
 ○+□=□+○
②加法の結合法則
 (○+□)+△=○+(□+△)

【3】加法と減法の混じった計算
加法と減法の混じった計算では加法のみの計算に直して計算すると間違えにくくなります。
 〔例〕
 (+3)+(−4)−(−5)−(+6)
=(+3)+(−4)+(+5)+(−6)
={(+3)+(+5)}+{(−4)+(−6)}
=(+8)+(−10)
=−2

符号のついていない数は、その数の直前の+,−の記号をその数の符号と考えます。次に+の数、−の数をそれぞれまとめて計算し、それから+をまとめたものと−をまとめたもの値の和を計算すると間違えにくくなります。
 〔例〕
 −8+10−12+14
=10+14−8−12
=24−20
=4


   





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