2.家族






1.
「父(母)と子ども」、「夫婦のみ」、「夫婦と子ども」で構成される世帯を総称して何といいますか?

核家族
2.
全人口にしめる子どもの割合が減少し、高齢者の割合が増加する現象を何といいますか?

少子高齢化
3.
婚姻は( @ )のみにもとづいて成立し、夫婦が( A )の( B )を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。@〜Bには何が入りますか?

@両性の合意、 A同等、 B権利 (憲法第24条)
4.
民法731条に「男は( @ )歳に、女は( A )歳にならなければ、婚姻をすることができない。」とあります。@とAには何が入りますか?

@18、 A16
5.
民法737条1項で「未成年の子が婚姻をするには、( @ )を得なければならない。」と定めています。@には何が入りますか?

@父母の同意
6.
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の( @ )と両性の( A )に立脚して、制定されなければならない。@とAには何が入りますか?

@尊厳、 A本質的平等 (憲法第24条2項)
7.
戦前の日本は、個人より( @ )を重んじる制度をとっていた。戦後、改正された憲法では、家族についての最も基本的な原則として、「( A )の尊厳と両性の本質的( B )」を定めています。@〜Bには何が入りますか?

@家、 A個人、 B平等 (憲法第24条2項)
8.
男女が社会の対等な構成員として、男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、共に責任を担うべき社会の形成を目指して、1999年に施行された法律は何ですか?

男女共同参画社会基本法
9.
結婚の条件や家族関係・遺産相続など家族のルールについて定めた法律を何といいますか?

民法 (民法の親族・相続の部分)
10.
民法によると男女が結婚する場合、姓はどのようにすると定められていますか?

どちらの姓にしてもかまわないが、まったく新しい姓にすることはできない。また、夫と妻の姓を別々にすることはできない。
11.
結婚をすると、民法で夫または妻の姓を選ぶ事になっていますが、夫も妻も結婚前の姓のままでいいのではないか、という要求が高まっています。これを何と呼んでいますか?

夫婦別姓
12.
自分の両親や子供は何親等ですか?

1親等

親等は1世代を1親等として数える。「自分」からみて父母は1世代上なので1親等、祖父母は2世代上なので2親等、自分の子どもは1世代下なので1親等である。
13.
自分の兄弟や祖父母は何親等ですか?

2親等

兄弟などとの親等を計算するときは、共通の祖先(兄弟の場合は父母)にさかのぼって数えます。「自分」−父母で1親等、父母−兄弟で1親等なので、合計1+1=2親等です。
14.
父母の兄弟(自分から見て「おじ」や「おば」)は何親等ですか?

3親等

共通の祖先にさかのぼって数えます。「自分」と「おじ・おば」の共通の祖先は「祖父母」です。「自分」から「祖父母」までは2親等、「おじ・おば」から「祖父母」は1親等なので、合計で3親等です。
15.
民法は、親族の範囲を、6親等内の( @ )、( A )、3親等内の( B )と定めています。@〜Bには何が入りますか?

@血族、 A配偶者、 B姻族
16.
親子のような縦のつながりを( @ )、兄弟・姉妹のような横のつながりを( A )といいます。@とAには何が入りますか?

@直系血族、 A傍系血族(ぼうけいけつぞく)
17.
結婚の相手のことを法律用語では何といいますか?

配偶者
18.
自分から見て、配偶者の血族を何といいますか?

姻族(いんぞく)
19.
自分の兄弟の配偶者は、( @ )族 ( A )親等にあたる。@とAには何が入りますか?

@姻族、 A2親等

兄弟は自分から見て2親等の血族です。したがって、兄弟の配偶者は、自分から見て2親等の姻族になります。
20.
民法では「( @ )及び( A )は、互いに扶養をする義務がある。」と定めています。@とAには何が入りますか?

@直系血族、 A兄弟姉妹
21.
未成年者の子は父母の( @ )権に従わなければならない。@には何が入りますか?

@親 (親権とは、子どもを保護し監督する権利です。)
22.
父親がは1000万円の遺産を残して死にました。残された家族は、私と母と妹の3人です。母と私と妹の法定相続分は、それぞれいくらですか?

母:500万円、 私:250万円、 妹:250万円

遺産の相続については民法の相続編で定めている。遺言がない場合は、配偶者が2分の1、残りの2分の1を子どもが均分相続する。
23.
8人家族で家族構成は父、母、長男、長女、次男、三男、次女、三女です。父が死亡し、2400万円の遺産を残した場合、母、長男、三女の法定相続分は、それぞれいくらですか?

母:1200万円、 長男:200万円、 三女:200万円

戦前の民法では、「家」を中心とする家族制度がとられ、相続は長男がすべての財産を相続することになっていたので、この場合、長男が2400万円相続した。
24.
子どもが2人以上いる場合、年令・性別に関係なく等しく財産を相続できる。このような相続のしかたを何といいますか?

均分相続
25.
人間は、( @ )の一員としてでなくては生きていくことはできない。そのため、人間は( A )であるといわれる。@とAには何が入りますか?

@社会、 A社会的存在


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