【02.縄文時代〜飛鳥時代】
1．
約１万年前から紀元前４世紀ごろまで続く、貝塚や土偶などで知られる時代を何といいますか？
2．縄文時代
縄文時代につくられた、表面に縄目の文様のある厚手でこわれやすい土器は何ですか？
3．縄文土器
縄文時代の住居のそばに残る、貝がらなど食べ物のかすが積もったあとを何といいますか？
4．貝塚
東京都大田区で発見された、縄文時代の貝塚を何といいますか？
5．大森貝塚
地面を掘り下げて床にし、柱を立て、草の屋根をかけた縄文時代の住居を何といいますか？
6．たて穴住居
青森県青森市に残る、日本最大規模の縄文時代の村の遺跡は何ですか？
7．三内丸山遺跡
つり針や矢じりなどに利用した、動物の骨や角からつくられた道具を何といいますか？
8．骨角器
縄文時代に、魔よけや豊作を祈るのに用いた土でできた人形を何といいますか？
9．土偶
紀元前４世紀ごろから紀元後３世紀ごろまで続く、むらをつくり、田を耕して生活していた時代を何といいますか？
10．弥生時代
紀元前４世紀ごろ、大陸から渡来した人々によって、伝えられた農業は何ですか？
11．稲作
稲の穂をつみとるのに用いた石製の道具を何といいますか？
12．石包丁
当初は武器としてつくられていたが、やがて権力を示すために使われるようになった青銅器は何ですか？
13．銅剣・銅矛
権力者の墓地などに副葬されることが多かった円盤状の青銅器は何ですか？
14．銅鏡
宗教的な儀式で用いられたと考えられている、つり鐘状の青銅器は何ですか？
15．銅鐸（どうたく）
弥生時代につくられた、うすくてかたく、表面はなめらかな土器を何といいますか？
16．弥生土器
弥生時代、収穫した稲の穂を蓄えるためにつくられた倉庫を何といいますか？
17．高床倉庫
静岡県静岡市南部にある、弥生時代の大規模な集落の遺跡は何ですか？
18．登呂遺跡
佐賀県東部にある、弥生時代の大規模な集落の遺跡は何ですか？
19．吉野ヶ里遺跡
吉野ヶ里遺跡のように、周りを堀で囲まれた集落を何といいますか？
20．環濠集落（かんごうしゅうらく）
福岡にある縄文時代の終わりごろから弥生時代後期にかけての遺跡を何といいますか？
21．板付遺跡（いたづけ）
邪馬台国の女王卑弥呼が３０余りの小国を従えていると記されている中国の歴史書は何ですか？
22．「魏志（ぎし）」の倭人伝
漢の歴史書では、紀元前後の日本のことを何と記していますか？
23．倭（わ）
１世紀の中ごろに、漢に国王の使いを送り、皇帝から金印などを与えられた倭（日本）の小国はどこですか？
24．奴国
漢の皇帝が、倭の奴国の王に授けたとされるものは何ですか？
25．金印
魏の歴史を記した「魏志」の倭人伝に、女王卑弥呼が３０余りの小国を従えていると記されている国はどこですか？
26．邪馬台国（やまたいこく）
魏の皇帝から親魏倭王という称号を与えられた、邪馬台国の女王は誰ですか？
27．卑弥呼（ひみこ）
３世紀後半〜５世紀頃生まれた、現在の奈良盆地を中心とした豪族による連合政権を何といいますか？
28．大和政権（やまとせいけん）
５世紀ごろ、九州から東北地方南部にかけての各地の王を従えた大和朝廷の王は誰ですか？
29．大王（おおきみ）
大和政権で大王を中心に有力な豪族たちが政治を行うための組織を何といいますか？
30．朝廷
古墳時代から大和時代頃にかけ、地方の首長の一族や、大和の中央で力をもつ勢力のことを何といいますか？
31．豪族
豪族とその一族からなる血縁的な集団を何といいますか？
32．氏（うじ）
大王が氏に与えた、家がらや地位をあらわすよび名は何ですか？
33．姓（かばね）
大王のもとで、氏が姓を与えられて、政治に参加する大和朝廷の制度を何といいますか？
34．氏姓制度（しせいせいど）
大和朝廷が、各地方を支配するためにおいた役人を何といいますか？
35．国造（くにのみやつこ）
土を盛って築いた、王や豪族の大きな墓を何といいますか？
36．古墳
前部が台形で、後部が円形をしている大きな古墳を何といいますか？
37．前方後円墳
古墳の中のひつぎを保護するため、石を積んで築いた空間を何といいますか？
38．石室
古墳の周りや頂上に置かれた、円筒型、人、馬、家、船などの形をした土製品を何といいますか？
39．埴輪（はにわ）
５世紀につくられた仁徳天皇の墓を何といいますか？
40．大仙古墳
５世紀の大和王権の支配範囲を示す鉄剣が発見された、埼玉県行田市にある古墳は何ですか？
41．稲荷山古墳
５世紀〜６世紀初め中国に使いを送った５人の倭の王（讃・珍・済・興・武）で、武と考えられているのは誰ですか？
42．雄略天皇
４世紀に朝鮮半島の北部を支配したが、６６８年に唐・新羅連合軍に攻められて滅亡した国はどこですか？
43．高句麗（こうくり/コグリョ）
大和国家と結びつきがあったが、６世紀の半ばに新羅によってほろぼされた朝鮮半島南部の地域はどこですか？
44．加羅（から）
日本に仏教を伝えた、朝鮮半島にあった国はどこですか？
45．百済（くだら/ペクチェ）
４〜６世紀の朝鮮半島南東部に位置し、７世紀には朝鮮半島を統一した国はどこですか？
46．新羅（しらぎ/シルラ）
中国で４〜６世紀にかけて、漢民族の南朝と遊牧民族の北朝が争っていた時代を何といいますか？
47．南北朝時代
朝鮮半島や中国から一族でまとまって日本に移り住み、大陸の文化や技術を伝えた人々を何といいますか？
48．渡来人
渡来人によって大陸から伝わってきた、高温で焼いた質のかたい土器を何といいますか？
49．須恵器（すえき）
６世紀の半ばに、朝鮮半島の百済（くだら/ペクチェ）から日本に伝わった宗教は何ですか？
50．仏教
紀元前６世紀ごろ、中国の孔子が説いた教えは何ですか？
51．儒教（儒学）
儒教のもとをつくった中国の思想家は誰ですか？
52．孔子（こうし）
５世紀ごろに、朝鮮半島から移り住んだ渡来人によって伝えられた文字は何ですか？
53．漢字
漢がほろんだ後、南北に分裂していた中国を５８９年に統一した国はどこですか？
54．隋
隋がほろんだ後、６１８年に中国を統一した国はどこですか？
55．唐
７世紀はじめの中国で、身分・税制と刑罰について定めたきまりを何といいますか？
56．律令
律令にもとづいて政治を行う国家を何といいますか？
57．律令国家
東西の文化が流入する国際的な大都市だった唐の都はどこですか？
58．長安
仏教が百済から伝わった頃、大和朝廷で大臣（おおおみ）の姓（かばね）についていた、仏教に賛成した人物は誰ですか？
59．蘇我稲目（そがのいなめ）
仏教が百済から伝わった頃、大和朝廷で大連（おおむらじ）の姓（かばね）についていた、仏教に反対した人物は誰ですか？
60．物部尾輿（もののべのおこし）
聖徳太子と協力して、天皇を中心とする政治のしくみを整えようとした人物は誰ですか？
61．蘇我馬子（そがのうまこ）
おいの聖徳太子を摂政にして政治を行った、はじめての女性の天皇は誰ですか？
62．推古天皇
蘇我馬子と協力して、天皇を中心とする政治のしくみを整えようとした推古天皇の摂政は誰ですか？
63．聖徳太子
天皇が女性であったり、幼少であったりしたときに、かわりに政治を行う地位を何といいますか？
64．摂政
６０３年、家柄にとらわれず個人の能力や功績によって役人の地位を与える、聖徳太子が制定した制度を何といいますか？
65．冠位十二階
６０４年に、聖徳太子が制定した、役人としての心得を何といいますか？
66．十七条の憲法
６０７年に聖徳太子が中国の制度や文化を取り入れようとして、小野妹子らを隋へ派遣した使節を何といいますか？
67．遣隋使
聖徳太子が、最初の遣隋使として派遣したのは誰ですか？
68．小野妹子
６０７年に聖徳太子が奈良の斑鳩（いかるが）に建立した、現存する世界最古の木造建築物は何ですか？
69．法隆寺
渡来人と結びつき、財政や外交で力をつけ権力をにぎったが、大化の改新でほろぼされた豪族は何氏ですか？
70．蘇我氏（そがし）
中臣鎌足らとともに大化の改新を行い、のちに天智天皇となった人物は誰ですか？
71．中大兄皇子（なかのおおえのおうじ）
中大兄皇子とともに蘇我氏を滅ぼし、大化の改新を行った人物は誰ですか？
72．中臣鎌足
６４５年、中大兄皇子と中臣鎌足らが、蘇我氏を倒して、天皇中心の国づくりをめざした政治の改革を何といいますか？
73．大化の改新
大化の改新のひとつで、皇室や豪族の持っていた土地・人民はすべて朝廷のものとした改革を何といいますか？
74．公地・公民
６６３年、唐、新羅に攻められた百済を助けるため、中大兄皇子が援軍を送り、唐、新羅と争った戦いは何ですか？
75．白村江（はくすきのえ）の戦い
667年、中大兄皇子が改革反対派から離れるためと、大陸からの攻撃に備え、飛鳥から都を移したのはどこですか？
76．大津宮（おおつのみや）
日本の軍隊が白村江の戦いに敗れたため、防備の基地として福岡県に設けた軍事施設は何ですか？
77．大野城
６７０年、天智天皇によって作られた日本で最初の戸籍は何ですか？
78．庚午年籍（こうごねんじゃく）
６７２年におこった天智天皇の跡継ぎをめぐり、大海人皇子と大友皇子の争いを何といいますか？
79．壬申の乱
壬申の乱に勝ち、即位した天皇は誰ですか？
80．天武天皇
持統天皇が６９４年に飛鳥から移した今の奈良県にあった日本最初の本格的な都といえばどこですか？
81．藤原京
６８７年と書かれた木簡とともに出土された日本最古の貨幣といえばなんでしょうか？
82．富本銭
７０１年、唐の法律にならい、全国を支配するために制定された日本最初の法律を何といいますか？
大宝律令
