【03.奈良時代】
1．
奈良時代に、天皇から高い位と高い給与を与えられた一族の特権的な身分は何ですか？
2．貴族
奈良に都がおかれた、７１０年からの７０余年間を何時代といいますか？
3．奈良時代
７１０年、唐の長安にならって奈良につくられた都はどこですか？
4．平城京
平城京の中で天皇の住居や役所が建てられた区画を何といいますか？
5．平城宮
律令のもとで、九州に設けられた役所を何といいますか？
6．大宰府
律令のもとで、東北地方の政治や軍事のために設けられた役所を何といいますか？
7．多賀城
奈良時代に発行され、都で使用された貨幣を何といいますか？
8．和同開珎
各地から税として都に運ばれてくる産物に付けられていた、生産地や品名などが書かれた木札を何といいますか？
9．木簡
役人が都と地方を往来するために設けられた施設を何といいますか？
10．駅
律令の規定にもとづいて、戸主やその家族の氏名、年齢などが記載されている公文書を何といいますか？
11．戸籍
左大臣・右大臣・太政大臣からなり一般の政治を行った、律令における最高の官庁を何といいますか？
12．太政官
律令のもとで、地方の国を治めるために置かれた役所を何といいますか？
13．国府
地方を治めるため、地方の国々に派遣された中央の貴族を何といいますか？
14．国司（こくし）
地方を治めるため、国司の下で政治を行った地方の豪族を何といいますか？
15．郡司（ぐんじ）
地方を国（こく）、郡（ぐん）、里（り）に分けたさい、郡司の下で里を治めた役職を何といいますか？
16．里長（さとおさ・りちょう）
戸籍に登録された男女６歳以上のすべての人に、口分田を分け与えた土地制度を何といいますか？
17．班田収授法（はんでんしゅうじゅのほう）
班田収授法にもとづき、戸籍に登録された６歳以上のすべての人に与えられた土地を何といいますか？
18．口分田（くぶんでん）
７２３年に定められた、新たに土地を開拓した場合に、その土地の私有を３代にわたって認めた制度を何といいますか？
19．三世一身の法
７４３年、開墾を奨励するため、新しく開墾した土地の永久所有を認めた法律を何といいますか？
20．墾田永年私財法（こんでんえいねんしざいほう）
平安時代に、各地に広まった有力な貴族や寺院の私有地を何といいますか？
21．荘園
荘園に税をかけさせない権利、荘園に国司が立ち入ることをこばむ権利を何といいますか？
22．不輸・不入の権（ふゆ・ふにゅうのけん）
農民が、国司や豪族から稲を借り、秋に高い利息を付けて返すしくみを何といいますか？
23．出挙（すいこ）
律令のもとで、口分田の面積に応じて収穫した稲の一部を納める税を何といいますか？
24．租（そ）
律令のもとで、労役のかわりに布を納める税を何といいますか？
25．庸（よう）
律令のもとで、絹、糸、魚介類などの特産物を納める税を何といいますか？
26．調（ちょう）
律令のもとで、１７歳以上の男子に課せられた、年間６０日以下の労働の義務を何といいますか？
27．雑徭（ぞうよう）
平城京の東西に設けられた、調でおさめられた地方の特産物を売り買いしていた場所を何といいますか？
28．市（いち）
律令のもとで、２１歳以上の男子３人に１人が課せられた、兵士として国の守りにつく義務を何といいますか？
29．兵役（へいえき）
九州北部の防衛に送られた兵士のことを何といいますか？
30．防人（さきもり）
都の宮廷を警備する兵士を何といいますか？
31．衛士（えじ）
聖徳太子が推古天皇の摂政となってから、都を平城京に定めるまでの約１２０年間を何時代といいますか？
32．飛鳥時代
聖徳太子の時代に、飛鳥地方で栄えた日本最初の仏教文化は何ですか？
33．飛鳥文化
飛鳥文化と天平文化の中間にあたる７世紀後半の文化を何といいますか？
34．白鳳文化（はくほう）
聖武天皇の時代に栄えた仏教と唐の影響を強く受けた貴族の文化は何ですか？
35．天平文化（てんぴょう）
奈良県の明日香村にある白鳳文化を代表する古墳は何ですか？
36．高松塚古墳とキトラ古墳
奈良時代、唐の制度や文化を取り入れるために、朝廷が唐に送った使節を何といいますか？
37．遣唐使
７３０年に、最初の遣唐使として唐に行った人物は誰ですか？
38．犬上御田鍬（いぬがみのみたすき）
遣唐使として唐に渡り、唐の役人として一生を終えた人物は誰ですか？
39．阿倍仲麻呂
仏教の力を借りて政治を安定させようとして、国ごとに国分寺と国分尼寺、都に東大寺を建てた天皇は誰ですか？
40．聖武天皇
聖武天皇と光明皇后が、仏教の力で国家を守ろうとして、国ごとに建てさせた寺は何ですか？
41．国分寺と国分尼寺（こくぶんにじ）
聖武天皇が仏教の力で国家を守ろうとして、都に建てた寺院は何ですか？
42．東大寺
東大寺の本尊として置かれている、金銅の大きな仏像は何ですか？
43．東大寺大仏
東大寺の大仏の造立に協力した奈良時代の僧は誰ですか？
44．行基
東大寺にあり、遣唐使が持ち帰った道具や楽器が納められている校倉造（あぜくらづくり）の倉庫は何ですか？
45．正倉院
古代の倉庫や正倉院などに使われた建築様式を何といいますか？
46．校倉造（あぜくらづくり）
唐から来日した僧の鑑真が、奈良に建てた寺院で、天平文化を代表する建築は何ですか？
47．唐招提寺
７５３年に来日し、８世紀半ばに唐招提寺を建てて仏教を広めた唐の高僧は誰ですか？
48．鑑真
聖武天皇の娘で、奈良の大仏の開眼式のときの天皇といえば誰ですか？
49．孝謙天皇
孝謙天皇の病気を治したことで、孝謙天皇に重く用いられ、政治に深く関わり、自ら天皇になろうとした僧は誰ですか？
50．道鏡
７１２年に完成した、神話、伝承、記録などをまとめた上・中・下の三巻からなる日本最古の歴史書は何ですか？
51．古事記
７２０年、舎人親王たちによって完成した全３０巻からなる日本の歴史書は何ですか？
52．日本書紀
７１３年、元明天皇が国司に命じて国ごとの産物や伝承、地名の由来などをまとめた、日本最古の地理の本は何ですか？
53．風土記
天皇、貴族、防人、農民などの和歌約４５００首がおさめられた、奈良時代の末につくられた和歌集は何ですか？
54．万葉集
漢字の音や訓を用いて、日本語の音をあらわしたものを何といいますか？
55．万葉がな
「貧窮問答歌」で、農民の貧しい生活をよんだ、「万葉集」の代表的な歌人は誰ですか？
56．山上憶良
「万葉集」を編さんしたといわれる、奈良時代を代表する歌人は誰ですか？
大伴家持
